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パソコン無料回収のライズマーク

パソコン回収業者は違法?

Q&Aサイトなどでたまに見かける、「パソコン回収業者への依頼は違法行為になるので、パソコンメーカーに回収を申し込みましょう」

これは本当でしょうか??

※以下は、当店の解釈、認識です。


どのような場合に違法行為になるか

パソコンの廃棄に関係してくる法律は、主に「パソコンリサイクル法」と「廃棄物処理法」です。

まず、パソコンリサイクル法ですが、埋め立てられるゴミの量を減らす、資源を有効に活用するために、廃棄されるパソコンは粗大ゴミに出せなくして、パソコンメーカーに回収・再資源化を義務付けた法律です。
この「廃棄されるパソコン」という部分が重要で、回収業者に無料で引き取りしてもらうのは譲渡しているだけで、「廃棄される」に該当しないためパソコンリサイクル法上は問題ない行為になります。
ご友人に無料でパソコンをあげるのと同じことです。


次に、廃棄物処理法ですが、こちらは少々複雑です。
この法律は、廃棄物の回収や処分を行うことができるのは、廃棄物処理業の許可を受けた業者に限定して不法投棄をなくすこととゴミの量を減らすことを主な目的にしています。

では、回収業者に回収してもらうパソコンは廃棄物処理法の「廃棄物」に該当するでしょうか?
廃棄物に該当するかどうかの判断基準はいろいろありますが、主に「排出者(捨てる人)から費用を受け取っているか」 で判断します。

当店のように、お客様に料金を請求しない無料回収は「廃棄物」に該当しないため、廃棄物処理法上も問題ありません。



では、よくある「パソコン1,000円で引き取り」「出張料1000円のみ」などと回収する際に費用を請求している業者はどうでしょうか?
この場合は「廃棄物」に該当しますので、その業者が廃棄物処理業の許可を受けていない場合は違法となります。


「データ消去費用1000円」といった請求はどうでしょうか?
全ての回収依頼でデータ消去を名目に料金を請求している場合は、廃棄費用を請求したと見做される可能性はあります。
回収自体は無料で行い、希望者にのみ1000円でデータ消去を行う場合は、廃棄物処理法上の問題はないと考えています。
回収費用とデータ消去費用が明確に分けられており、依頼者が自分の意志でデータ消去を依頼するかを決めることができるのであれば、データ消去費用1000円は、「データ消去」というサービスに対する対価となるからです。


許可を受けていない業者に有料で回収を依頼する場合、違法性を問われるのは「業者」と「捨てる人」のどちらになるかですが、
・私的に使用したパソコンの処分を依頼:業者のみが違法(ただし業者が摘発される場合、警察などから利用履歴等の照会を求められる可能性もあります)
・事業で使用したパソコンの処分を依頼:業者だけではなく、捨てる人も違法性を問われる可能性があります

上記のような面倒や違法性を避けるためにも、無料回収の業者を利用しましょう。(当店も無料回収なのでご安心ください)

合法・違法を表にまとめてみます

文章で説明すると複雑ですので、上の説明を表にまとめてみます。

    パソコンリサイクル法 廃棄物処理法
廃棄物処理業の許可なし
回収費用の請求なし(無料回収)
合法 合法
廃棄物処理業の許可なし
回収費用の請求あり(有料回収)
合法 違法
しかも、費用がかかる
廃棄物処理業の許可あり
回収費用の請求なし(無料回収)
合法 合法
廃棄物処理業の許可あり
回収費用の請求あり(有料回収)
合法 合法
ただし、費用がかかる

当店の場合は表の「A」に該当し、合法に無料回収ができますのでご安心ください。

「タダより怖いものはない」といいますが、パソコン回収に関しては「タダの方が合法で安心」となります。

残念なことに、「B」に該当する業者が多いのも事実です。そのためQ&Aサイトなどでも回収業者は違法と言われてしまったのでしょう。


今現在、合法であっても、将来の法改正や解釈の変更などで「A」に該当する回収も合法ではなくなる可能性もあります。
そういった場合に備えて、当店では関連する法律改正のチェック、業界全体に対するチェックを行い、どのような方法なら合法で、安全・安心な無料回収を提供できるかを常に考えています。


無料回収を依頼する。